平成29年10月30日松戸市街づくり部宛に送付した質問状とご回答


<質問状内容>

平成29年10月31日

松戸市役所 街づくり部 街づくり課 御中

松戸駅のバリアフリー化をみんなで考える会
代表 土岐金成

JR東日本松戸駅バリアフリー化に関する公開質問状(2)

拝啓

皆様におかれましては益々ご清栄のこととお慶び申し上げます。今年7月3日に公開質問状を送付いたしました松戸駅のバリアフリー化をみんなで考える会の土岐です。
前回送付いたしました質問状につきましては、ご回答いただき誠にありがとうございます。

7月14日にされた工事着手の発表は、多くの松戸市民や松戸駅利用者が、安堵の胸を撫でおろしたかと思います。

また、先日の9月議会一般質問でのご答弁では、7月14日の発表だけでは分からなかった部分についても理解することが出来ました。

但し、不明な点もまだいくつかありますので、ご回答いただきたく、今回改めて質問状をお送りすることにいたしました。以下の質問にご回答いただきたいと存じます。

1.発表では、7月13日に「工事着手」したとの事ですが、現在松戸駅を乗客の立場で見た限り、具体的に工事が始まった様子は見受けられません。この「工事着手」とは具体的にどういう行為を指すのでしょうか。

2.実際の松戸駅の現場で、工事が始まるのはいつ頃でしょうか。

3.バリアフリー化という目的を考えると、エスカレーターよりもエレベーターの供用がより重要かと思いますが、施設供用開始予定時期は、エレベーターよりもエスカレーターが先となっております。これは何か理由があってのことでしょうか。

4.今回の工事では行われない部分(コンコース内の拡幅、改札外自由通路の一本化、1・2番線のエスカレーター増設、駅ビル建設)が中止となる可能性はありますか。

5.新規エスカレーター工事や、エレベーター工事により、一時的に現在あるエスカレーターが使えなくなることはありますか。もし、使えない状況が発生する場合、車いすやベビーカーの使用客への対応はどうなりますか。

6.新聞報道によりますと、東西通路沿いの市民ギャラリーは年内で閉鎖になるとの事ですが、今回先行着手となる工事には直接影響がない場所となるかと思われます。年内での閉鎖は「この場所を機材や資材置き場として使うため」と一部で報道されていると伺っておりますが、この認識で間違いはないでしょうか。

なお誠に勝手ながら、頂いた回答は、ウェブ等で公開させていただきます。また、前回はメールでご回答いただきましたが、お手数ですが今回は文書をもってご回答いただきたいと存じます。何卒ご了承ください。

お忙しい中大変恐縮ではございますが、何卒よろしくお願いいたします。

敬具

<街づくり部からの回答>

松戸駅のバリアフリー化をみんなで考える会
代表 土岐金成様

「JR東日本松戸駅のバリアフリー化に関する公開質問状(2)について」

このたびは、ご質問いただき、ありがとうございます。
ご質問につきまして、本課にて把握しております内容について回答させていただきます。

松戸駅バリアフリー施設整備工事は7月中旬に着手しております。現在、資材を搬出入するための線路内工事用通路の設備や、資材・機材の置き場となる作業ヤード整備などを行っており、今後、11月下旬からホーム上での作業を予定していると聞いております。

JR東日本からは、同社が保有する営業線に近接する工事のノウハウをもとに作業の手順を計画しており、東西自由通路の利用形態を含め、駅の機能を保ちつつ、ご利用されるお客さまにご迷惑をかけぬよう進めてまいりたいと聞いております。

なお、バリアフリー施設整備工事以外は、引き続き検討を進めているところであると聞いております。

貴重なご意見ありがとうございました。
この回答について、ご不明な点等がございましたら、下記連絡先までお問い合わせください。

松戸市街づくり部街づくり課